中国の掛け軸は高価買取?高く売れる掛け軸のポイント

公開日:2021/04/01  最終更新日:2021/03/31


家の整理をしていると骨董品や美術品が出てくることもあり、処分するか売却するかで悩む方もいるのではないでしょうか。骨董品や美術品は有名作家の作品となると、高値で買い取ってもらえることもあるようです。掛け軸を見つけたが、価値がわからず悩んでいる方もいるでしょう。この記事では、高く売れる中国の掛け軸のポイントを紹介します。

中国の掛け軸は希少価値が高い

掛け軸といえば日本のイメージが強いですが、起源は中国からです。中国の作家により描かれたものは、中国掛け軸と呼ばれます。中国の掛け軸は日本、西洋とは異なる中国の技法で描かれており、世界中の骨董コレクターからも注目されているようです。歴史は長く骨董品は年代が古いほど価値が高くなる傾向にあるので、日本の掛け軸よりも中国の方が高く買取されやすい傾向にあります。

買取に差がつく状態や付属品

状態がよいものの方が高値で買取されます。状態の他にも、木箱や鑑定書などの付属品があると査定額がアップすることもあるのです。掛け軸には、木箱が付属していることが多いといわれています。木箱には作家の名前が記されていることも多く、本物であることの証にもなり、査定額も上がるでしょう。人気のある作家や歴史的な人物の作品は、贋作が多いようです。鑑定書があれば、掛け軸の来歴や本物だという保証にもなります。

掛け軸の価値を落とさないためのコツとは

価値を損なわないためにも、掛け軸の保管方法には配慮しましょう。掛け軸は湿度に弱く、湿度の高い場所に保管するとシミやカビ、虫が発生してしまいます。乾燥も悪影響で、素材の劣化や硬化につながるようです。掛け軸の保存におすすめなのが桐箱収納でしょう。桐箱は、湿度を一定に保ち日本の気候に適しています。

虫を寄せ付けない点でも、桐箱は掛け軸の保存に適しているのです。また、掛け軸を保管する際は、きつく巻き過ぎると折れやシワの原因になります。桐の芯材を軸棒に取り付けて巻くと、折れやシワを防げるでしょう。長期間巻いたままで保管すると、素材が硬くなり跡がついてしまいます。

有名作家であるかを見極める

中国の掛け軸は有名な作家だと高値がつくことが多いです。

・于右任
・白雪石
・黄公望
・八大山人
・傅抱石
・文徴明

中国の掛け軸は人気作家だと高値がつくことがあり、作家の作品や掛け軸の状態、歴史的な背景などでも買取価格は変動します。同じ作家でも必ず高値がつく訳ではありません。価値があるかどうかを見極めるためには作者名を調べ、本物かどうかを調べましょう。

作者を調べる方法

掛け軸や骨董に詳しくなくても、人気作家かどうか調べる方法があります。

・落款、署名を調べる

掛け軸には落款や署名があります。署名はサインに近いもので、手書きのものが多いようです。落款は朱肉印に近いもので、赤色で押されています。両方あるのが本物という訳ではありません。

・箱書から調べる

掛け軸が保管されている木箱にも落款や署名が書かれています。そこから作者が判明することもあるでしょう。

・書籍や資料から調べる

有名作家であれば書籍など資料から調べられます。人気のある作家なら、資料も多いかもしれません。

価値があるかどうかを見極める方法

掛け軸は描かれた年代や入手経路から、価値がある掛け軸かどうかを見極められます。掛け軸は描かれた年代が古いほど、価値があるといわれているのです。また、描かれたものの画風やモチーフから、年代がわかることがあります。どのような経緯で掛け軸を入手したかによっても、価値があるかを見極められるでしょう。

受け継いできたものであれば、価値が高い可能性があります。しかるべきルートから入手されたものは、本物の可能性が高いので価値があるかもしれません。掛け軸は本物のように見える『模写作品』もあります。素人目には本物、偽物の見分けが難しいでしょう。有名作家かどうかを調べるなら鑑定や専門の買取業者に相談してください。

掛け軸が描かれた年代が古いほど価値が高い

中国の掛け軸に限らず年代が古いほど価値が高くなる傾向があります。古い掛け軸は流通量が少なく、希少性が高いためです。見た目が古そうに見えても、保管状態が悪くて古く見えてしまう掛け軸もあります。

中国の掛け軸の特徴

・掛け軸の長さ
・軸歳の違い
・表木、八双の形状で確認

日本の掛け軸と中国の掛け軸には違いがあります。日本の掛け軸は床の間に合わせ作られています。ある程度、長さが決まっているのに対して中国の掛け軸は一定ではありません。2m以上の掛け軸もあり、長いものは中国の掛け軸の可能性があります。

また、軸先にも違いがあるようです。中国の掛け軸は日本の掛け軸よりも軸先が大きい、形やデザインが独特など種類豊富といわれています。吊るすと上部になる方は表木、八双と呼ばれます。日本の掛け軸の表木、八双は半月形が基本ですが中国の掛け軸は四角形です。しかし、確実に中国の掛け軸と判断するのは難しいので専門家の意見も参考にしましょう。

 

掛け軸に関わらず骨董品は素人が見極めるのは難しいでしょう。本格的に作家を調べる、本物かどうかを調べるのなら専門家の力が必要です。買取前に価値を把握したい方や個人で楽しむのなら書籍や資料、中国の掛け軸の特徴を照らし合わせて調べてみてもよいかもしれませんね。

おすすめ関連記事

おすすめの美術品・骨董品買取業者5選

イメージ
会社名海亀堂大阪 八光堂本郷美術骨董館福ちゃんなんぼや
取り扱い品目取り扱い分野が広く、専門性の高いものも鑑定可能操業40年以上の大阪の会社、出張買取も可能企業、士業、国税庁からの依頼も受ける東京の老舗最短即日出張買取も可能!スピーディーな対応が特徴美術品・骨董品だけでなく幅広いジャンルに対応
詳細リンク